お知らせ
2023年08月20日 展示情報
水中や陸地に暮らす生き物を観察することができる「イノーの生き物たち」水槽
※生き物の健康管理のため、生き物に触れることはできません※
【スベスベマンジュウガニ】
筋肉や殻・内臓などに、フグと同じテトロドトキシンなどの猛毒を持つカニの仲間です。
沖縄周辺では潮間帯などで普通に観察できますが、人に対して致死量となる毒を持つため、絶対に食べてはいけません!
【ソデカラッパ】
波打ち際などの浅瀬で、数m先を見つめながら歩いていると見つけられますが、一瞬の間に砂の中にもぐってしまいます。
沖縄ではごく普通に生息しているカニですが、見つけるのが意外に難しい生き物です。
【チョウチョウウオの仲間】
イノーを代表するカラフルな熱帯魚です。
イノーでは今の季節、体長数センチほどの、通称「豆チョウ」と呼ばれるチョウチョウウオ類の幼魚がたくさん見つかりますよ。
【ホンソメワケベラとニセクロスジギンポ】
他魚類の体表についた寄生虫などを食べる、海の掃除屋さんこと「ホンソメワケベラ」と、ホンソメワケベラの真似をして他魚類のウロコなどを食べる「ニセクロスジギンポ」の2種を展示しています。
泳ぎ方や、口の位置が微妙に違うのですが、皆さんはその違いを見分けることができるでしょうか?
※生物の状況により予告なく展示を変更することがあります。
「イノー」は沖縄の方言で、サンゴ礁に囲まれた浅い海のことを指します。
「イノーの生き物たち」では、イノーの周辺にすむ生き物たち約26種類を展示しています。
併設の解説パネルでは、生き物を観察する際のポイントを紹介していますので、イノーの生き物たちについて勉強しながら観察することができますよ。