【特別展「海のビックリすご技展」~水族館で働く“ヒト”編~】

皆さん、はいさい!
今日11月23日は「勤労感謝の日」。
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日だそうです。
 
ということで、今回は展示されている“生き物”のすご技ではなく、水族館で働く“ヒト”のすご技に注目してご紹介します!
水族館で働く“ヒト”といえば、「飼育員」がすぐに思い浮かぶかもしれませんが、今回は飼育員が日頃ともに仕事をしている別の職種の水族館スタッフをご紹介しますね!
 
はい、ではさっそく出会いました、こちらのスタッフ。
水族館で設備管理を担当しているAさんです。

Aさんたち設備管理チームのすご技は「水族館の心臓部ともいえるポンプなどの機械をメンテナンスするところ」。大きなジンベエザメから小さなクマノミまで、たくさんの生物を長期飼育するためには水質管理がとても重要です。沖縄美ら海水族館は開館20周年を迎えましたが、その20年間365日、早朝から深夜まで毎日2時間おきに交代で見回りを行い、ポンプやクーラー、濾過槽などに異常がないか管理し続けてくれている影の立役者です。
 
次は、こちらのスタッフ。
水族館で魚類の健康管理を担当しているKさん。

すご技は「水族館で飼育している魚の病気やケガを治療するところ」。
水族館で飼育していると、時々、病気やケガをしてしまう魚も出てきます。そのような時、論文や書籍などで魚病について情報収集を行い、これまでの経験や知識も生かして、治療のための最善の策を飼育員と一緒に考えてくれます。魚たちの病気が完治した際には、展示水槽に戻ったことを一緒に喜んでくれる心強い存在です。
 
最後にご紹介したいスタッフはこちら。
(みなさんも水族館の中で出会ったことがあるかもしれません。)

水族館の飼育生物と来館者をつなぐお仕事をしている解説員のHさんとFさんです。
毎日、水族館内でお客様の素朴な疑問に答えたり、バックヤードツアー(有料)の対応をしたりしています。この日は、沖縄本島内の保育園や幼稚園で実施している「紙芝居読み聞かせ」の練習中。水槽の前だけではなく、水族館の外でも沖縄の海の生き物の魅力を一生懸命伝えている、水族館にいなくてはならない存在です。
 
さて、勤労感謝の日。
ぜひ皆さんも身近な方の働く姿やその「すご技」に想いをはせてみては…。

https://churaumi.okinawa/topics/1658289308/
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