【可愛すぎでは…??】

みなさん、ハイサイ!
先日ハナイカの産卵についてお知らせしましたイカ好き飼育員です!
 
ハナイカの赤ちゃんの展示が無事に始まっているのでその報告です。
この赤ちゃん、実は水族館での累代繁殖個体。
2020年に水族館に搬入された雄と雌のハナイカから始まり(現在の赤ちゃんからするとひいおじいさんとひいおばあさん)、4世代目の赤ちゃん誕生となりました!
2020年の搬入時からハナイカを育てている私としてはとっても感慨深いです。
が、そんな話は置いといて、赤ちゃんの話に戻りましょう!


こちら赤ちゃんハナイカです!!
この写真を撮りながら思わず「可愛すぎでは???」と悶えておりました。
2020年から毎年赤ちゃんは見ていますが、毎年同じように悶えております。
いや~~めちゃくちゃ可愛くないですか????
コウイカ類に特徴的な緩くカーブしたw型の瞳孔!
赤やオレンジの鮮やかな体色!
そしてなにより親をそのまま小さくしたようなミニチュア感!!
パーフェクトな可愛さです!!!
 
え、この写真じゃ大きさがわからない??
それでは、もう1枚写真をパチリ!
こちらはその小ささが分かりやすいと思います。

身近な物で比べてみました。
これで小ささがお分かりでしょう。
生まれたての赤ちゃんの大きさは腕から胴体の先までで1cmほどしかありません。
とっても小さくても親とそっくりな見た目で生まれてきます。
 
こんな小さいハナイカ赤ちゃんですが、生まれてからすぐに小さなアミ類を食べます。
餌を食べる様子もかわいかったので動画を撮ってみました。
その映像は沖縄美ら海水族館公式Instagram(リール)にてご紹介していますので、是非ご覧ください!

餌を見つけるとにじりにじりと近づいて、射程圏内に入ったら触腕という長い腕を伸ばして捕まえていましたね。
ハナイカは歩くイカとしても知られていて、二本の腕と胴体後方の2つの突起をうまく動かして海底を這うように歩くんです。
赤ちゃんハナイカもそんな感じで餌に近づいていましたね。
小さいながらも自分と同じくらいの大きさのアミを捕まえている様子は「がんばれ、がんばれ~!」と応援したくなる可愛さです。
 
こちらのハナイカ赤ちゃんは現在、親と一緒に展示していますよ!
ハナイカの寿命は1年と短く、親は卵を産んだ後に寿命を迎えます。
親子展示が見られるのは今だけですので是非注目してみてください!
 
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