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ジンベエザメ

成長すると10〜12mになる魚類の中の最大種。世界の熱帯から亜熱帯の表層に生息する。当館に寄せられる沖縄本島での確認情報は5〜6月頃が多い。
模様が夏着の甚平に似ていることからジンベエと名付けられたとされている。大きな身体をしているが、動物プランクトン等の小さい餌しか食べない大人しい性質のサメで、ダイバーが近づいても逃げようとしない。
サンゴの産卵時期には水面に漂う卵を食べたり、時には立ち泳ぎをしながら水面近くの餌を食べることが知られている。当館でも給餌ショーの際には約100Lの海水とともに餌のオキアミを大口を開けて吸い込む豪快な摂餌シーンを見ることができる。生態はほとんどわかっておらず、1995年、台湾で捕獲された母ザメの体内から約300個体の胎仔が見つかったことで本種が胎生であることが判明した。

学名 Rhincodon typus
英名 Whale shark
沖縄名 ミズサバ
中名 鯨鯊

飼育員のコメント

沖縄美ら海水族館で飼育されているジンベエザメは、世界最長飼育記録を更新中であり、その記録は今年で満27年を迎えた。

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