【世界初繁殖!ホシカイワリが大水槽デビュー!】
はいさい!黒潮の生物担当のSです。先日「黒潮の海」大水槽に新しい仲間が加わりました。
それがこちら!
アジの仲間の「ホシカイワリ」です!

実はこのホシカイワリ、水族館生まれなんです!
今回は水族館の大水槽で生まれたホシカイワリがどのような経緯を経て成長し、再び大水槽へ戻って、展示されるまでに至ったのかをご紹介します。
大水槽で生まれた卵を回収!
「黒潮の海」大水槽の海水は水温調節を行っておらず、季節によって水温が変化します。そのため、季節ごとに様々な生物の産卵が確認されています。
特に6月~8月の夏季は、夕方から夜にかけて産卵行動が多く確認されるため、タイミングを狙って卵を回収します。回収した卵は、バックヤードの予備水槽へ移し、孵化させて育てていきます!
しかし、、、アジの仲間の繫殖は決して簡単ではありません。
当館でも、これまで様々な試行錯誤を重ねながら飼育方法を改良していきました。その結果、ホシカイワリの繁殖に世界で初めて成功しました!
大きくなるまでバックヤードで飼育!!




26日齢
孵化したホシカイワリは、成長に合わせて水槽の大きさを変えながら飼育していきます。
小さな魚をいきなり大水槽へ入れるのではなく、成長段階に応じた環境を整え、黒潮の海で展示しても問題のない大きさになるまでバックヤードで大切に育てました。
そして、予備水槽ですくすく成長し……ついに!
「黒潮の海」大水槽へのデビューを果たしました!

1歳時
いよいよ大水槽へ!!!
バックヤードから大水槽までの移動には、「活魚車」を使用しました。
活魚車は、海水を積んで状態で魚を移動できる便利な車両です。ろ過システムに加え暑い沖縄でも水温を適切に保てるよう、クーラーも搭載しています。

搬入口での様子

取り上げの様子
活魚車は水族館に到着すると、魚たちの「玄関」ともいえる搬入口へ。
ここから大水槽へ運び込みます。
搬入の際には魚体に傷が付かないよう。細心の注意を払いながら水ごと丁寧に取り上げて移動させます。
無事に大水槽へ入った後は、魚たちの様子を確認し、慣れない環境でも餌を食べられているかなどの健康状態をしっかりと観察します。

観察の様子
水族館生まれの魚を、未来へ
今回のホシカイワリのように、野外から採集した生き物ではなく、水族館で生まれた個体を卵から育て、再び展示することができれば、野生個体の採集に頼らず展示を継続できるだけでなく、水産資源の持続的な利用や、将来的な種の保全にもつながります。
これからも、飼育下での繁殖や育成に挑戦しながら、水族館生まれの生き物たちを皆さんに紹介できる機会を増やしていきたいと思います。
「黒潮の海」を泳ぐホシカイワリを、ぜひ探してみてください!
それがこちら!
アジの仲間の「ホシカイワリ」です!

実はこのホシカイワリ、水族館生まれなんです!
今回は水族館の大水槽で生まれたホシカイワリがどのような経緯を経て成長し、再び大水槽へ戻って、展示されるまでに至ったのかをご紹介します。
大水槽で生まれた卵を回収!
「黒潮の海」大水槽の海水は水温調節を行っておらず、季節によって水温が変化します。そのため、季節ごとに様々な生物の産卵が確認されています。
特に6月~8月の夏季は、夕方から夜にかけて産卵行動が多く確認されるため、タイミングを狙って卵を回収します。回収した卵は、バックヤードの予備水槽へ移し、孵化させて育てていきます!
しかし、、、アジの仲間の繫殖は決して簡単ではありません。
当館でも、これまで様々な試行錯誤を重ねながら飼育方法を改良していきました。その結果、ホシカイワリの繁殖に世界で初めて成功しました!
大きくなるまでバックヤードで飼育!!




26日齢
孵化したホシカイワリは、成長に合わせて水槽の大きさを変えながら飼育していきます。
小さな魚をいきなり大水槽へ入れるのではなく、成長段階に応じた環境を整え、黒潮の海で展示しても問題のない大きさになるまでバックヤードで大切に育てました。
そして、予備水槽ですくすく成長し……ついに!
「黒潮の海」大水槽へのデビューを果たしました!

1歳時
いよいよ大水槽へ!!!
バックヤードから大水槽までの移動には、「活魚車」を使用しました。
活魚車は、海水を積んで状態で魚を移動できる便利な車両です。ろ過システムに加え暑い沖縄でも水温を適切に保てるよう、クーラーも搭載しています。

搬入口での様子

取り上げの様子
活魚車は水族館に到着すると、魚たちの「玄関」ともいえる搬入口へ。
ここから大水槽へ運び込みます。
搬入の際には魚体に傷が付かないよう。細心の注意を払いながら水ごと丁寧に取り上げて移動させます。
無事に大水槽へ入った後は、魚たちの様子を確認し、慣れない環境でも餌を食べられているかなどの健康状態をしっかりと観察します。

観察の様子
水族館生まれの魚を、未来へ
今回のホシカイワリのように、野外から採集した生き物ではなく、水族館で生まれた個体を卵から育て、再び展示することができれば、野生個体の採集に頼らず展示を継続できるだけでなく、水産資源の持続的な利用や、将来的な種の保全にもつながります。
これからも、飼育下での繁殖や育成に挑戦しながら、水族館生まれの生き物たちを皆さんに紹介できる機会を増やしていきたいと思います。
「黒潮の海」を泳ぐホシカイワリを、ぜひ探してみてください!


