【頭から角が生えてる⁉まるで天狗のような魚】

  • 2022年08月25日
みなさん、はいさい!解説員のTです。
最近ますます気温が高くなり、海水浴や釣りなど海で遊びたいという方も増えてきたのではないでしょうか?
今回は沖縄の浅い海にくらす、ある魚をご紹介します。
それがこちら

「テングハギ」といいます。
頭に生えている角が天狗の鼻のように見える事が名前の由来です。
そんな独特な体の形をしているテングハギですが沖縄では「チヌマン」と呼ばれていて、美味しい魚として知られているんですよ!
 
当館ではテングハギを「熱帯魚の海」水槽で観察することができます。
こちらの水槽では、沖縄のサンゴ礁域にくらす魚が約160種類も展示されているんです。
沖縄美ら海水族館の中では魚の種類数が一番多い水槽なんですよ。
そんな「熱帯魚の海」ではテングハギにそっくりな魚も一緒にくらしています。

こちらの魚、名前を「ヒメテングハギ」と言います。
名前も形もそっくりなんですが、大きくなるとテングハギよりも角が長くなります。
 
しかし、角の長さだけでこの2種類を見分けるのはとても難しいんです。
そこで、もっと簡単に見分けられるポイントがあります!
こちらをご覧ください。

見比べると、テングハギは尾鰭(の先端)が上下に長く伸びています。
ぜひ当館に来た際にはこのポイントを頼りに、「熱帯魚の海」水槽でこの2種類を見分けてみてください。
 
※生き物の状況により、予告無しに展示を中止・変更する場合があります。予めご了承ください。

 
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