【上からマンタを見てみよう】

みなさん、はいさい!解説員のHです。
水族館の裏側やジンベエザメのいる大水槽の真上を歩くことが出来る「黒潮探検(水上観覧コース)」はご存知でしょうか?ここは当館の隠れた人気スポットです。


今回は皆様に黒潮探検から是非観察して頂きたい生き物がいるのでご紹介します。その生き物とは「マンタ」です!

大きなひし形をしていて、羽ばたくように泳ぐ姿はまるで空を飛んでいるように優雅ですよ。エイの中で特に大きくなる2種類のエイが通称「マンタ」と呼ばれています。その2種類というのは「ナンヨウマンタ」と「オニイトマキエイ」で、上の写真は「ナンヨウマンタ」です。実はこの2種類の姿はそっくりすぎてパッと見ただけでは区別ができません。ただ、オニイトマキエイが見られる水族館は世界で当館だけ。すなわち、ナンヨウマンタとオニイトマキエイを一緒に見られる水族館も世界で当館だけなんです。ですから是非、この2種類を見分けて頂きたい!そして、見分ける時にヒントとなるポイントが黒潮探検から見やすいんです!
では、どう違うのか見てみましょう。


ナンヨウマンタは背中にある白い模様がV字になっています。


オニイトマキエイは背中の白い模様は口に対して直線になっていて、まるでアルファベットのT字のようです。黒潮探検ではマンタの暮らす水槽を上から見ることができるので、背中の白い模様も見やすいですよ♪

この2種類のマンタの見分け方パネルを黒潮探検に設置しました!

背中の模様以外にも違いはいくつかあります。このパネルを見ながらマンタを観察すれば、あなたも飼育員レベルで「マンタの違いがわかる人」になれちゃいます!黒潮探検に来られた際には是非こちらのパネルと併せてマンタたちを観察してみてくださいね。
観覧時間等、「黒潮探検(水上観覧コース)」の詳細はコチラ↓
https://churaumi.okinawa/area/the-kuroshio/exploration/
 
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