【ハナイカも産卵中!】

みなさん、はいさい!
今、当館ではいろいろなイカやタコの仲間を見ることができます!
サンゴ礁への旅個水槽エリアの横長の「海草藻場に暮らす生き物」水槽では、コウイカの仲間のコブシメに加え、最近アオリイカが仲間入りしました。
透明感が美しいスラっとした体形のイカです。

新入りのアオリイカたち
 
「サンゴ礁の小さな生き物」水槽では、小型のタコのベニツケダコと華やかな体色が美しいハナイカを展示しています。

貝殻から顔を見せるベニツケダコ


ころころと模様が変わるハナイカ
 
その中で、本日ご紹介するのはハナイカです!
ハナイカたちはだいたい水槽内に入れてあるシャコガイの貝殻の下で休んでいます。
とてもかわいいですね!
その貝殻の裏をよく見てみると…

何かがくっついていますね。
これはハナイカの卵で、貝殻はハナイカの産卵場所(産卵床)として入れていたものなのです。
産み始めたのが1月終わりごろで、4月の今でも少しずつ卵が産みつけられています。
実は今産卵している親ハナイカは昨年水槽に産み付けられた卵から生まれてきた水族館生まれの個体です。
生まれたばかりの時の大きさは全長1cm程で、親ハナイカをそのままミニサイズにした感じです。
この時のハナイカの赤ちゃんはハチャメチャにかわいいです!(親ももちろんかわいいですよ!)

その赤ちゃんが1年かけて卵を産むほどまで大きく成長してくれて本当にうれしいです。
これから生まれてくる赤ちゃんたちも、今後展示していく予定ですので、お楽しみに!
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